苗字下地の由来

下地姓に関する由来・ルーツのページです。"下地"がつく地名、同姓の多い地域、使われている字の意味、成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。またユーザ様よりよせられたこの苗字の由来、逸話等を掲載しております。掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は教えていただけると助かります。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

しこうていの徐福が不老長寿の薬を探すだめ蓬莱をめだしまず宮古島にそれから別の方たちは黒潮で熊野などに来ました
鎌倉時代、収益を上げられる土地を下地と呼び、下地の支配権をめぐって武士と貴族との間でしばしば争いが起きました。鎌倉幕府は、この紛争の解決のために「下地中分」という政策をおこない、当事者間の話し合いや幕府の命令によって下地を分割しました。このことから下地は次第に地名となり、下地に住む人たちが下地を名乗るようになっていったようです。
沖縄県下地島に本家がある下地家に伝わる由来では、元々漁師だった男が近くの海に人喰い鮫が出て漁ができずに困ってたところ、自分が退治に行くとかってでた。退治しにナイフ一本で沖へ出てしばらくすると海が真っ赤に染まりそれから鮫はでなくなり漁が出来るようになったが、男は戻らなかった。その話を聞いた殿様が功績を称え名字をくれた。それが下地だった。

下地さんの由来をこちらで募集中です!!

下地さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘下’の由来

種類：	指事文字
意味：	した。しも。もと。さげる。くだる。おろす。地位や身分が低い。順が後。
由来：	おおいの下にものがあることを示す。した、したになるの意をあらわす。上の字の反対の形。

‘地’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	つち。地面。土地。立場。身分。
由来：	也ヤは、うすいからだののびたさそりを描いた象形文字。地は「土＋音符也」で、平らにのびた土地を示す。

地名から由来を探る

地名を起源とする名字は多くあります。「下地」を含む地名は全国に多数存在するため一部のみ表示しています。

秋田県

由利本荘市下地ケ沢(げちがさわ)[由利本荘市]

愛知県

豊橋市磯辺下地町(いそべしたじちょう)[豊橋市]

豊橋市下地町(しもじちょう)[豊橋市]

京都府

福知山市下地(しもじ)[福知山市]

沖縄県

宮古島市下地上地(しもじうえち)[宮古島市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは下地姓の方は全国に18500世帯ほどいるようで、日本で989番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は沖縄県のようです。その後大阪府、東京都にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い沖縄県と2番目の大阪府の差は倍以上あるため、もしかすると沖縄県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。都道府県別在住数1位の沖縄県には下地上地などの地名があるようです。

順位	都道府県	世帯数
	沖縄県	約14100
	大阪府	約620
	東京都	約620
	神奈川県	約480
	和歌山県	約440
	三重県	約400
	兵庫県	約320
	北海道	約290
	愛知県	約230
	千葉県	約200

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

下地姓の成り立ち

地名	地形	職業	事物	拝領	合略	明治	派生	外来
〇	〇

下地姓の由来は地名と考えられます。地名由来の名字は名字成り立ちとして圧倒手に多いといわれています。例えば貴族や武士の場合、本拠地がある場所や住んでいる場所、または支配地域の地名からちなんだ名字を名乗ったり、出身地の地名を名乗ったりしました。他にも地形から因んでいる場合も考えられます。地形から由来する名字の経緯は、同じ場所に多くの人ア住んでいる場合、その地名を名乗ることができるのは地域の有力者や支配者であり、それ以外の家は周りの地形から名字を名乗りました。