苗字芝地の由来

芝地姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"芝地"を冠する発祥の地、苗字成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた苗字のルーツや逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

兵庫県出石城の家老がそもそもの先祖の由
祖父が和歌山県東牟婁郡串本町の出身で、伝え聞いているところによると、その地域では明治になって一般人民が苗字を付けられるようになった際、山で木こりをしていたものが「芝地」、海で漁師をしていたものが「浜地」、その中間にいた者が「中地」になったらしいです。その当時の木こりは木材を産出する林業従事者とは少し違う印象で、生活エネルギーとしての薪や枯れ枝を、里山から調達する職業であったらしい。童話「桃太郎」の冒頭で、「おじいさんは山に芝刈りに」というフレーズが有り、枯れ枝の入った籠を背負ったおじいさんの絵が描かれています、正にそんなイメージの職業であったと考えられます。

芝地さんの由来をこちらで募集中です!!

芝地さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘芝’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	まんねんたけ。しば。イネ科の植物。
由来：	「艸＋音符之シ（すくすくのびる）」。

‘地’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	つち。地面。土地。立場。身分。
由来：	也ヤは、うすいからだののびたさそりを描いた象形文字。地は「土＋音符也」で、平らにのびた土地を示す。

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは芝地姓の方は全国に530世帯ほどいるようで、日本で12597番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は兵庫県のようです。その後大阪府、和歌山県にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い兵庫県と2番目の大阪府の差は倍以上あるため、もしかすると兵庫県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。芝地姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。

順位	都道府県	世帯数
	兵庫県	約350
	大阪府	約80
	和歌山県	約50
	山梨県	約20
	愛知県	0～10前後
	千葉県	0～10前後
	京都府	0～10前後
	静岡県	0～10前後
	茨城県	0～10前後
	奈良県	0～10前後

全国分布詳細はこちらからご覧いただけます

芝地姓の成り立ち

地名	地形	職業	事物	拝領	合略	明治	派生	外来
〇	〇

芝地姓のルーツは地名です。地名から由来する苗字は名字の成り立ちとして非常に多いといわれています。例えば武士や貴族などの場合、邸宅のある場所や、支配地域の地名に因んだ苗字を名乗ったり、出身地から苗字を取ったりしました。他にも地形から因んでい場合もあります。地形から由来する苗字の経緯は、同じ地域の中で、その地名を苗字として名乗ることができるのは地域の有力者や支配者であり、それ以外の人々は周りの地形から苗字を名乗りました。