苗字富松の由来

富松姓に関する由来のページです。人口の多い地域、使われている漢字、"富松"を冠する発祥の地、姓成り立ちや出自といった様々な観点でルーツを検証しています。また皆様よりよせられた姓の由来、逸話等を掲載しております。本ページに掲載されていないルーツや逸話をご存知の方は是非教えてください。

名字の由来と起源

【皆さんからいただいたコメント】

摂津国(現在の兵庫県尼崎市富松町)から発祥し、紀州(現在の和歌山県)へ流れて定住したと思われる。こちらを発祥とする「富松」は「トマツ」と読む。清和天皇を祖先とする源氏氏族の流派。寛成10年に完成した大名と旗本の家系図である「寛政重修諸家図」に名前が記載されていることから徳川家の幕臣であったことがわかる。第5代紀州藩主であった徳川吉宗の家来の中にも富松の名前が残っている。

富松さんの由来をこちらで募集中です!!

富松さんの由来・ルーツ、起源や逸話などをご存知の方教えてください。よろしくお願いいたします。

文字の意味から由来を探る

‘富’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	とむ。ゆたか。とみ。財産が豊か。
由来：	下部の字（音フク）は、中にいっぱい酒を詰めたとっくりの形を描いた象形文字。富はそれを音符とし、宀（いえ）を加えた字で、家の中がいっぱいに満ちること。

‘松’の由来

種類：	会意兼形声文字
意味：	まつ。樹木のまつ。
由来：	「木＋音符公（つつぬけ）」。葉が細くて、葉の間がすけて通るまつ。

地名から由来を探る

地名ルーツの名字は多いため地名に名字が含まれるものを見てみましょう。「富松」を含む地名を都道府県ごとに表示しています。

京都府

京都市下京区富松町(とみまつちょう)[京都市下京区]

兵庫県

尼崎市富松町(とまつちょう)[尼崎市]

※発祥の地や何らかの関わりがあることを保障するものではありません。もし記載の地名と発祥の関係をご存知の方は是非教えてください。

住んでいる地域から由来を探る

本サイトのデータでは富松姓の方は全国に3400世帯ほどいるようで、日本で3715番目に多い名字のようです。最も多く住んでいらっしゃる都道府県は福岡県のようです。その後大阪府、東京都にいらっしゃる方が多くなっているようです。最も多い福岡県と2番目の大阪府の差は倍以上あるため、もしかすると福岡県がこの苗字発祥の地といえるかもしれません。富松姓の方は上位３位までの都道府県における地名には見られないため、地名から来た名字ではない可能性が高いです。

順位	都道府県	世帯数
	福岡県	約1400
	大阪府	約260
	東京都	約210
	大分県	約170
	神奈川県	約170
	岐阜県	約160
	千葉県	約130
	鹿児島県	約120
	和歌山県	約120
	愛知県	約110